ばっくです。
コロナ前であれば次のお店をどこにするのか悩む時間帯でした。
*記事を書いているには4/22(木)22時頃
1軒目では美味しい食事とお酒を楽しみ、2軒目では雰囲気を変えてお酒を楽しむ。
でも今は時短営業のため4/22現在20時以降にお酒を楽しむことができません。
効率化は文明を産み、無駄は文化を作った。
ある日お酒をたくさん飲み記憶も途切れ途切れだった晩に、
髭を生やした神々しいまでの酒飲みに言われた言葉です。
でもこの言葉が響いてるんですよね。
今回ご紹介頂くのは食べ歩き隊にも所属する立川ビアホールのマスター早坂さん。
髭を生やした酒飲みなマスターです。(神々しいかは時間帯による)
酒飲みが酒を心ゆくまで楽しむ。
文化の一端たるお酒。
それをどう楽しむかの答えの一つが僕はあぐりこさんにあると思っています。
早坂さんのレポート共にお楽しみください。
〜〜早坂さんレポート〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
店名の「あぐりこ」は農業を指す「アグリカルチャー」から取った名前。
あぐりこマスターの森田さんの、お酒は全て農業生産品であるという熱い思いが店名に表れています。
その名の通り季節の野菜果物や、立川周辺で取れた野菜を使い、この道40年のマスターが滋味深くもハッとさせられるカクテルを作ってくれます。
その他にもウイスキー好き垂涎のスコッチをはじめ、マスターが選んだこだわりのお酒が多種多様ありお酒好きなら誰でも楽しめるBARです。
外装はスピークイージーな感じもあり一見すると見過ごしてしまう様な看板と入り口です。
中に入ると茶室のにじり口の様な趣の梁、畑をイメージした芝、ウッディな作りが独特でいて落ち着いた雰囲気を醸し出してします。
ここから呑んだお酒ですがひとつひとつ説明したい気持ちを抑えつつ(長文にもほどがあるプラス後半酔ってて憶えていない)名前だけ紹介致します。
1杯目 グレープフルーツとクランベリーのシーブリーズ
2杯目 ごぼうのウォッカトニック
3杯目 小笠原産ミニトマトのブラッディーサム
4杯目 ジャックローズ
5杯目 安積 ピーテッド ジャパニーズウイスキー
6杯目 グレンファークラス31年 サロン・ド・シマジ
7杯目 ノッカンドゥ ヴィンテージ1970
8杯目 タツミデイスティラリー ジャパニーズアブサンのペロケ
9杯目 クスシキ ジャパニーズアブサンのペロケ
チーズと卵の燻製
地場野菜のピクルス
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜レポートここまで〜〜〜〜
お酒とフルーツの融合はどこのお店でも提供しており、もはや当たり前。
あぐりこさんではその野菜にそのお酒?という初見では頼みづらい組み合わせを驚くほど飲みやすいカクテルとして提供してます。
もちろんスタンダードなカクテルもこの道40年(といったら、そんなに長くないと怒られました)の森田さんの心地よいシェイカー捌きの前では美味しくなって当たり前。
なのであぐりこさんに訪問したら僕は野菜のカクテルを是非頼んでいただきたい。
野菜のウンチクやベースとなったカクテルの話を聞いていると、次から次と興味が湧き飲みたい気持ちを抑えられない衝動と、飲むほどにもはや味がわからないかもしれないという間の気持ちの中でバータイムをとことん楽しむことができます。
特に僕がお勧めしたいのは大根のカクテル。
DITAとブルーキュラソーに大根を入れたカクテル。
大根をグレープフルーツジュースに変えればチャイナブルー。
これが驚くほど飲みやすく美味しい。
ウイスキーへのこだわりもなみなみならず、こちらもとことん楽しめます。
ご飯を食べなきゃバーはちょっと、、、
バーには行ったことないし緊張する、、、
という方にも安心してお楽しみただけるお店です。
通りからはわかりづらい入り口の奥には非日常な素敵空間が広がってますよ!
【お店情報】
店名:やさいのShot BAR あぐりこ
住所:東京都立川市曙町2丁目21
ホームページ:http://www.artinfarm.org/baragrico/
https://www.facebook.com/aguriko